交通事故・労災治療

TRAFFIC-ACCIDENT-TREATMENT

交通事故治療について

交通事故に遭われた方に多い疾患が、頸椎捻挫や腰椎捻挫です。
これらは、事故の衝撃により、首や腰の関節や筋肉、靭帯などに負担がかかることで発生します。
厄介なのは、事故直後には痛みがなくとも、数週間もしくは数か月間経過してから、症状が出てくるケースがあることです。その際、痛みに加えて、しびれ、頭痛、めまいなどを伴う可能性もあります。時間が経過するほど、治療が難しくなるケースも多いことから、事故後は、症状の有無にかかわらず、できるだけ早めに医療機関を受診することをおすすめします。
早期の診察と適切な治療が、症状の改善と後遺症の予防に重要です。

交通事故後の主な症状

  • 首や腰の痛み
  • 頭痛
  • めまい、吐き気
  • 耳鳴り
  • 脱力、握力低下
  • 首、肩、背中コリ
  • 手足の痺れや、だるさ
  • 食欲不振

交通事故の治療で知っておくべきこと

治療費の自己負担0円

万が一事故に遭われた際は、速やかに当院へご相談ください。
交通事故に遭われた方の治療費は、自賠責保険を利用するため、基本的に自己負担はありません。また、通院に要する交通費や、休業補償なども保証の対象となります。主婦の方も休業補償を受けられますので、金銭面での心配は不要です。

治療の流れ

  1. Step01保険会社へご連絡

    交通事故に遭われた際は、大変かもしれませんが、まず相手側の保険会社に連絡を取りましょう。その際、当院で治療を受ける旨をお伝えしていただければ、保険会社から当院に治療依頼の連絡が入るので、治療がスムーズに進みます。
    ※万が一保険会社から連絡がない場合は、申し訳ありませんが、一時的に治療費が全額自己負担となります。ただ後日保険会社からの連絡確認後、領収書をご提示いただければ、負担分は必ず返金いたします。ご安心ください。

  2. Step02受付・問診

    受付では、「交通事故治療」または「労災」である旨をお申し出ください。
    その際、相手方保険会社への連絡状況や当院での治療予定などの詳細を確認いたします。
    また、治療費のお支払い方法や各種手続きについてもご案内いたします。
    問診では、事故の状況や痛みの部位、ご不安な点などを丁寧にお伺いします。
    できる限りのサポートを行いますので、安心してどんなことでもご相談ください。

  3. Step03診察及び治療

    交通事故直後は痛みを感じなくても、後日症状が悪化するケースは珍しくありません。
    当院では、レントゲンやCTなどの検査を実施し、事故との因果関係を明確にするための「診断書」を作成します。
    そのうえで、理学療法士や作業療法士が、運動療法や物理療法などのリハビリテーションを行います。医師の指示のもと、国家資格を持つ専門家が担当しますのでご安心ください。

症状固定・後遺障害診断書について

交通事故の治療を行っても、一定以上の改善が見込めない状態を「症状固定」と呼びます。そして、このような「症状固定」後にも残っている各主症状を「後遺障害」とみなします。
損害賠償請求においては、「後遺障害」に認定されると、等級に応じた保険金が支払われます。
後遺障害の認定に必要な書類が、後遺障害診断書(正式名称:自動車損害賠償責任保険後遺障害診断書)です。
後遺障害診断書の作成は、当院でも可能です。後遺障害について気になることがあれば、ぜひ一度ご相談ください。

労災について

当院は労災保険指定医療機関として、業務中や通勤中の事故によるケガの治療を行っております。
労災保険の適用が認められれば、治療費の自己負担は一切発生しません。
お仕事中や通勤途中で事故に遭われた場合は、勤務先で労災認定に必要な書類をご確認の上、ご来院ください。

ご用意いただくもの

会社から発行された「様式第5号」(医療機関を変更する場合は「様式第6号」)の書類をご持参ください。書類がご用意できない場合や、労災保険の適用が確定していない場合は、一時的に自費でのお支払いをお願いしております。
※自己負担分がある場合は、後日書類が整い次第、返金いたします。ただし、診断書等の一部の費用は自費となる場合がございます。
※返金手続きに関しては領収書が必要です。紛失されますと、返金が困難になる恐れがあります。大切に保管してください。